私たちのまちの川調査・報告1

2018年5月8日

〜目黒川を調べてみました〜

7月22日(日)朝方降っていた小雨も止み、目黒川の川辺調査を実施した。

目黒川は、世田谷区から目黒区を通り、品川区東品川で海に出る二級河川。目黒区付近では桜並木になってる部分があり、花見の時期には多くの見物客でにぎわう。河口付近では古くは「品川」(しながわ)といい、湾岸開発が進む以前は河口付近で流れが湾曲していて流れが緩やかであったため、古くは港として使われ、品の行き交っていた川であった。これが「品川」の起こりとされたという説もある。
現在は上流の両河川が暗渠化され緑道となっている。そのため目黒川を流れる水の大部分は新宿区の東京都下水道局落合水再生センターで下水を高度処理したものを導いてきたものである。
近年は大崎地域の再開発とあわせ、親水護岸の整備が進められ、水辺空間の賑わいや憩いの場として再生していく取り組みががおこなわれている。

午前10時に保健センター前に集合。簡単な打ち合わせの後、上流調査グループと下流グループの二手に別れ、4箇所のポイントへ出発。
私は五反田大橋と森永橋の2箇所の観測ポイントに参加した。道行く人も何事かと覗き込み、市民の自発的な川調査だと説明するとご苦労様と声もかけてもらった。
川辺は整備のために人工的に植えられた植物に混じり、蓬、夕顔、どくだみ、露草なども自生し、水鳥や水中生物も見ることができた。写真は発見した水鳥。
透明度は5〜6メートルといったところ(採取用の容器が見えなくなる時点で紐の長さで測った)。採取した川の水に鼻を近づければ悪臭もある。

市民参加の調査活動が、雨水の浸透、合成洗剤から石けんへ切り替えること、川と親しめる環境づくりなど、水と緑を大切に守るための政策につながっていけばうれしい。
こうした身近な川の姿を知ることは、自分のまちのことだけにとどまらず、さまざまな動植物の環境や私たちの暮らし、生き方にも目を向けることにつながることを実感した一日であった。水質検査の結果はまとまり次第ご報告します。<いちかわ・かずこ>