区立保育園の5歳児取り出し保育は、子どもの育ちの観点で十分な検証を!

2018年5月8日

4月「90分サロン」議会報告会より

目黒川沿いの桜も見ごろを迎えています。
目黒川沿いの桜も見ごろを迎えています。
 
西五反田第二保育園設置を含んだ保育所待機児童対策を中心に、4月1日 18:30〜 ネット事務所に於いて議会報告会を行いました。

予算特別委員会の質疑からの情報ですが、2010年3月の区立認可保育園入園希望者は、第1次、2次受付あわせ、1,891人。
昨年は、1,544人であったことから、1,700人を想定したが、それを200人近く上回った申込みとなリました。

2010年4月1日時点で、区立保育園の定数拡大や児童センターを活用して保育室を拡大、また、隣接した小学校施設を活用するなど対策をとり保育室を拡大し、昨年を307人上回る1328人を定員としました。しかし、区立保育園に入れない人数は563人となっといます。
昨年4月1日の時点で、区立保育園に入れなかったのは384人であることから、待機児童対策はこの段階では焼け石に水といった感があります。

今後、申込み取り消しや、内定辞退が出たり、私立認可保育園・認証保育園などとの調整を行い行き先を決定していきます。また、6月に第一日野小学校に幼保一体施設を、9月には台場小学校に幼保一体一体施設が開設され、200名を増やす予定があります。正式な待機児童数はそれらが定員を満たしそれでもは入れない子どもとなるのですが、昨年の123人を上回ることは間違いないと思われます。

区は昨年10月に突然、待機児解消の緊急対策の一つとして、保育園年長児を隣接の小学校の余裕教室で保育する施策を打ち出しました。小学校にスムーズに順応できるようにする「保幼小連携」の新しい形として実施し、5歳児が移行した保育園の施設は1歳児から4歳児が活用することで、大幅な待機児解消が期待できるとしています。
5歳児は、保育園に登園し、みんなが揃う9:30に自分の荷物を持って小学校へ移動。小学校の給食を小学校で食べ、またお支度をして保育園に戻り、おやつ食べ、お迎えまでを保育園で過ごすことになると言います。これが毎日行われることになります。

保育園待機児解消への取り組みの強化が喫緊の課題です。
ワークライフバランス推進の視点からも、保育サービスの拡充は不可欠な取り組みです。例えば保育所家賃の助成など国や都の制度活用や、区内の公共施設の空きスペースの利用、などあらゆる方策をとり、子どもの立場に立った質の担保もあわせた保育の充実を進めるようもとめました。

また、品川区には行政主導で作られたで多種多様な子育て支援の施策があり、施策の決定に市民の声を反映させていくしくみをつくっていくことが課題となります。
特に今回打ち出された5歳児を取り出した保育が子どもの育ちにどのような影響があるのかについては保育園関係者だけでなく、保護者を入れた中でしっかりと検証していくことを求めました。<いちかわ・かずこ>