豊田直己写真展「未来を紡ぐ、子どもたちの願い」をみて

2018年5月8日

現実を見つめ次の希望の一歩へ、写真展ぜひおいでください

フォトジャーナリスト豊田直巳さんの写真展、「未来を紡ぐ、子どもたちの願い」を観ました。主催は、「奪わない食・共に生きる地域」をテーマに活動を展開する生活クラブ生協で、会場は世田谷区経堂です。
生活クラブ第5次長期計画のテーマは「奪わない食・共に生きる地域(まち)」。食べる側にある私たちが、生産や流通の問題も共に考え、そこに関わるすべての人と共に生きていく暮らしのあり方をめざしています。より多くの人にこのテーマを伝え、共に考えていきたいと、8月2日〜7日に「平和・未来・子ども」を考える豊田直己写真展を開催しました。
    
パレスチナではイスラエル軍によって生活圏や農地が分断され、家族、親戚が離れ離れの生活を余儀なくされています。スマトラ沖地震で大津波が襲ったアチェの街にも子どもの笑顔はあり、イラク戦争では地雷で多くの大人が・・・友だちが傷ついていいます。
 戦争の一番の被害者はやっぱり子どもたちです。少しでも戦争の惨禍を減らせればという豊田直巳さんの願いが写真に写る子どもたちの表情によく表れています。
 こんな不幸な状況の子どもたちにも、先進国といわれてる国で生きる私たちと同じように明日が来きます。戦争とは無縁の社会にいると、世界で起きている戦争や紛争か身近なものとして実感できない現状があります。水問題や、気候変動、食料問題、紛争は決して遠くのことではなく、悲惨な現実から決して目をそらせてはいけない・・・そんな気づきの入り口に立たせてもらえた写真展でした。
 平和の中で暮らす日本の子どもたちに、世界の子どもたちの現状をしっかり見つめる機会を与える、それが私たち大人のつとめだということを改めて感じました。<いちかわ・かずこ>